読書術の本:成毛眞の『本は10冊同時にに読め』

『本は十冊同時に読め』:成毛眞著

「庶民」から脱出する読書術

wpid-Unknown-11-28

著者の成毛眞は日本マイクロソフト社の元社長です。この本のキャッチコピーは「本を読まない人はサルである!」、また英語偏重社会に提言した著書『日本人の9割に英語はいらない』でも「英語ができてもバカはバカ。」などと、ストレートな言い方です。カチンとくる人もいるかもしれません。しかし、時間を有効に生かし知の武装をして、いかに将来に備えるかが基本的な考えになっています。

この本の冒頭に読書の必要性、目的が述べらています。一部を引用します。

一億総中流と呼ばれていた時代は「庶民=中流階級」であり、それが多数派であった——.
日本では経済格差が起こり、高所得者と低所得者の格差が起こり、——-中間層が消滅すると言われているのだ。—-今「庶民」でいる人は、何か行動を起こさないがぎり、確実に「庶民」以下の生活を強いられることになる。—–しかもそれは自分の子供にも影響していくのである。—-この本で紹介するのは「庶民」から脱出する読書術である。—-

ジャンルの違う本を超並列で読みなさい。

ただ本は読めば良いとわけではありません。月数冊、それもベストセラーや「….の成功する方法」などのハウツー本を読んでいたんでは当たり前以下人生を終わってしまいます。

「10冊同時に読め」の意味は超並列、つまりジャンルの違う本を同時進行で速く、多く読みなさいです。歴史、料理、経済、物理学、芸術、ペットの本とジャンルの違う本を並列に読むことによって、脳の違うところが刺激され、アイデアの引き出しが増え、それを自在に組み立てることによって「アイデア力」を飛躍させる一番良い方法です。成功している世の経営者、クリエイティブ・クラスの人は皆、並行読みをしている多読家です。
読み方に完璧を求める必要はありません。短い時間、すきま時間を有効に活用して、要点を読むだけでも十分に並行読みです。

私は、さすがに10冊は並行読みはしていませんが、3〜5冊は並行読みです。著者は本に投資することを惜しむなと言っています。それは同感です。本への投資は何倍にも取り返せます。そうならなくても、少なくても人生を豊かにします。具体的な読書術については本書をお読み下さい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする