数年前にベストセラーになった『話を聞かない男 地図が読めない女』に次のようなことが書いてあった。
男は面の皮が厚い
男に皮膚は女より厚い、だから年齢をとっても女よりしわが寄りにくい。とくに背中の皮膚は、腹部より4倍厚い。これは四足歩行時代に、背後からの攻撃に備えていたなごりである。—-
逆に女性の肌はナイーブで、湿度など環境変化、紫外線に敏感で、男よりエージングしやすいということでしょうね。
前回の記事で紹介した『皮膚は考える』を読んで、皮膚の基本機能、さらに知られざる機能を知って、皮膚に関心を持った。
気になった妻の化粧品
それで、まず気になったのが妻の化粧品です。化粧水、美容液、乳液、クリーム、uvケアと、どんな順番で、どう使っているのか、適切な化粧品なのか、私には複雑でわかりません。
私が出かけるとき、ときどき妻が私の顔に化粧水をパンパンとつけて「さっぱりして気持ち良いでしょう、肌が乾燥しないから」言う。
たしかに、さっぱりするが、すぐ蒸発乾燥してしっまたような気がする。たっぷりつけてもその場限りの応急処置でしょうか。
そう言っても、表皮の角質細胞が20〜30%の水分を保持していることは、肌に一番大事なようです。
それでは、肌の保湿にはどんな化粧品がいいか、私は伝熱が専門のエンジニアなので、理屈は簡単です。「水分を多く含んでいて」、「蒸発しにくい」ことです。
そして、『サクラン配合』を選びました。注文して、来週には届くので妻にプレゼントしたいと思います。もう人気の商品らしいですね。妻の肌がきれいになるのが楽しみです。
「スイゼンジノリ」が原料の「サクラン」配合のオールインワンジェル
「サクラン」の研究、開発元の北陸先端科学大学が公開している資料も読ませてもらいました。
サクランはスイゼンジノリ(水前寺海苔)から分泌される天然保水物質で、スイゼンジノリ自身を過酷な環境、乾燥から守るために水分を保持しています。
保水力
水分は蒸発します。同じ環境であれば保水力が多い方が長時間持つことになります。
サクランはヒアルロン酸の10倍の保水力があります。
保湿力
いくら保水力があっても、水分を長く保持、蓄えができなかったら短時間で蒸発してしまいます。
サクランは保湿力はヒアルロン酸の3倍です。
サクランは巨大分子で網目状の皮膜を形成し、水を抱えこむからのようです。
同じように保湿力が高いセラミド入りの選択もありますが、セラミドには種類があって選ぶとき注意が必要なようです。それにセラミドは水溶性ではありません。
キメ改善
角質細胞内の水分を維持できれば、キメが改善して美肌になるはずです。
抗炎症効果でアトピー性皮膚炎が改善した例もある
保湿で角層が改善されたからでしょうか、高分子の網状皮膜の外部からのバリア効果でしょうか、または高分子なので肌に浸透しないせいでしょうか。
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